デジタル絵本は音声やしかけが豊富で紙の絵本とは違った体験や感受性を育み、デジタル機器に慣れることができます。知育には5歳以降がお勧めです。
デジタル絵本は使い方と子供の年齢を意識しよう
絵本は様々な種類が販売されており、そのバリエーションの多さに驚いてしまうほどです。動かない絵をいかに生きているかのように見せるか、文字を通して簡潔にストーリーやメッセージを伝えるかが絵本の見せ所かもしれません。しかし、最近では絵本も随分様変わりしています。
その中でも子供たちに大人気なのが「デジタル絵本」です。デジタル絵本はiPadやAndroid端末を使用したタブレットから手軽に読めるものが、特に人気を集めており無料でダウンロードできる絵本も数多くあります。
面白いのは、絵本をタップすると至る所から仕掛けが出て来たり、絵を大きくしたり、小さくしたり、ページをめくっても直ぐに元のページに戻れるなど、子供たちが自分の指で簡単に操作できるので、楽しみながら読み進める事ができる所です。また、音声も出るのがデジタル絵本の特徴です。
この音声にこだわった絵本ですと、有名な芸能人が読み聞かせをしてくれる絵本や、日本語、英語の音声が画面をタップすれば出てくる絵本も英才教育に良いと人気です。
知育にも役立ちますし、なにより読みたい時にすぐにダウンロードできるのも特徴です。今までの絵本のように買いに行く手間もありませんから、仕事で忙しく時間の無い親御さんにもデジタル絵本を利用するのは、大変便利でお勧めです。
ただし、1点だけ気を付けた方がいいことがあり、2~3歳児には情報量が多すぎることで何に注目したらいいのかわからなくなってしまう可能性があります。これくらいの年齢のときにはあえて情報量が少ない絵本を選んだほうがいいでしょう。デジタル絵本を知育に使用するのは5歳になってからにしましょう。
また、子供が一人で見るよりも読み聞かせの方が思考力や感受性をあげるためには効果的で愛情も伝わります。デジタル絵本も子供と一緒に楽しむようにすることがとても大切です。